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愛知の梅雨前にチェック!業務用エアコンの点検ポイント

愛知県は梅雨時期に高温多湿となり、業務用エアコンの負荷が急増します。梅雨入り前の点検を怠ると、繁忙期のトラブルや電気代の増加につながります。本記事では、愛知の気候特性を踏まえた業務用エアコンの点検ポイントを、空調設備工事の専門家が詳しく解説します。

株式会社本陣冷機工業は、愛知県春日井市を拠点に空調設備工事を専門に手がけております。業務用エアコンの設置から保守点検まで、豊富な実績と確かな技術力で、お客様の快適な空調環境をサポートいたします。

愛知の梅雨時期と業務用エアコンの関係

愛知県の梅雨の特徴

愛知県の梅雨は、例年6月上旬から7月中旬まで続きます。気象庁のデータによると、名古屋市の梅雨時期の平均湿度は75%以上に達し、気温も25℃を超える日が続きます。この高温多湿な環境は、業務用エアコンにとって最も負荷がかかる時期となります。特に東海地方は太平洋側に位置するため、湿った空気が流れ込みやすく、ジメジメとした不快な環境が長期間続くことが特徴です。

高湿度環境がエアコンに与える影響

高湿度環境では、エアコン内部に結露が発生しやすくなります。この結露水が適切に排出されないと、カビやバクテリアの繁殖源となり、悪臭や健康被害の原因となります。また、熱交換器の効率が低下し、冷房能力が落ちるだけでなく、電気代が通常の1.2倍から1.5倍に増加することもあります。業務用エアコンは家庭用と比較して稼働時間が長いため、梅雨前の点検を怠ると、夏場の繁忙期に突然故障するリスクが高まります。

梅雨前点検が必要な3つの理由

梅雨前の点検が重要な理由は大きく3つあります。第一に、故障の予防です。エアコンの故障の約60%は、定期点検を怠ったことが原因とされています。梅雨前に点検することで、冷房が最も必要な真夏の故障を防ぐことができます。第二に、省エネ効果です。フィルターやフィンの汚れを除去することで、冷房効率が15%から30%改善し、電気代の大幅な削減につながります。第三に、室内環境の改善です。カビや細菌の繁殖を防ぐことで、従業員やお客様の健康を守り、快適な空間を維持できます。

重要ポイント

梅雨入り前の5月中に点検を完了させることで、6月からの本格的な冷房シーズンに備えることができます。点検業者が混み合う前の早期予約がおすすめです。

点検すべき7つのポイント

フィルターの汚れ確認

フィルターは空気中のホコリや汚れを除去する重要な部品です。汚れが蓄積すると風量が低下し、冷房効率が著しく悪化します。業務用エアコンの場合、使用環境にもよりますが、2週間から1ヶ月に1回の清掃が推奨されます。特に飲食店や工場など、油煙やホコリが多い環境では、より頻繁な清掃が必要です。フィルターの目詰まりは電気代増加の最大の原因となるため、梅雨前には必ず確認しましょう。

ドレン配管の詰まりチェック

ドレン配管は、エアコンが除湿した際に発生する結露水を排出する重要な配管です。この配管が詰まると、室内機から水漏れが発生し、天井や壁、床を汚損する原因となります。梅雨時期は結露水の量が増えるため、ドレン配管の詰まりによるトラブルが急増します。配管内にスライムやカビが蓄積していないか、水の流れがスムーズかを確認し、必要に応じて専用の洗浄剤で清掃します。

熱交換器の状態確認

熱交換器(フィン)は冷媒と空気の熱交換を行う中核部品です。ホコリや油汚れが付着すると熱交換効率が低下し、冷房能力が30%以上も落ちることがあります。また、結露水によってカビが繁殖しやすい部分でもあります。専用の洗浄剤を使用した高圧洗浄が効果的ですが、フィンは非常に薄く繊細なため、専門業者による作業が推奨されます。

室外機の点検

室外機は屋外に設置されているため、落ち葉やゴミ、鳥の巣などが入り込むことがあります。また、ファンやコイルにホコリが蓄積すると、放熱効率が低下し、室内機の冷房能力に直接影響します。室外機周辺に物が置かれていないか、通気スペースが十分に確保されているかも重要なチェックポイントです。最低でも前後左右に20cm以上の空間が必要です。

冷媒ガスの圧力確認

冷媒ガスは冷房サイクルの中核を担う物質で、適正圧力が保たれていないと冷房能力が著しく低下します。ガス漏れは配管接続部の緩みや、経年劣化による亀裂から発生することが多く、専用のゲージを使った圧力測定が必要です。冷媒ガスの補充は資格を持った技術者のみが行える作業ですので、必ず専門業者に依頼してください。

電気系統の点検

電気配線の劣化や接続部の緩みは、漏電や火災の原因となります。特に業務用エアコンは高い電圧・電流を使用するため、定期的な電気系統の点検が不可欠です。絶縁抵抗の測定、端子の締め付け確認、制御基板の動作確認などを行います。これらは専門的な知識と測定器具が必要なため、必ず有資格者による点検を受けてください。

異音・異臭の確認

通常とは異なる音や臭いは、エアコンの不調を知らせる重要なサインです。ガラガラという音はファンの破損、キュルキュルという音はベルトの劣化、カタカタという音は取り付け部の緩みを示している可能性があります。また、カビ臭や焦げ臭は内部の汚れや電気系統の異常を示しています。これらの症状が見られた場合は、すぐに使用を中止し、専門業者に連絡してください。

自分でできる簡易チェック方法

専門業者による定期点検とは別に、日常的に自分でできる簡易チェックも重要です。まず、フィルターの目視確認と清掃は2週間に1回程度行いましょう。掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合は水洗いして完全に乾燥させてから取り付けます。次に、冷房運転時の風量と冷え具合を確認します。風量が弱い、冷えが悪いと感じたら、早めに専門業者に相談してください。

室内機から水漏れしていないかも重要なチェックポイントです。天井や壁に水染みがないか、室内機の下に水が溜まっていないかを確認しましょう。また、室外機周辺に障害物がないか、ファンが正常に回転しているかも目視で確認できます。リモコンの動作確認や、設定温度と実際の室温の差が大きくないかも日常的にチェックしましょう。

毎日のチェック

運転音:異音がないか確認

冷風:適切に冷えているか確認

水漏れ:室内機周辺を目視確認

2週間に1回

フィルター:汚れ確認と清掃

室外機:周辺の障害物確認

リモコン:動作確認

月1回

風量:通常時と比較確認

電気代:前月・前年同月比較

臭い:カビ臭や異臭の確認

プロに依頼すべき点検項目

専門的な知識や資格が必要な点検項目は、必ずプロに依頼しましょう。まず、冷媒ガスの圧力測定と補充は、第二種冷媒フロン類取扱技術者の資格が必要です。冷媒ガスは高圧で取り扱いが危険なうえ、環境への影響も大きいため、無資格者による作業は法律で禁止されています。

電気系統の点検も専門業者に依頼すべき項目です。絶縁抵抗の測定、漏電の有無、制御基板の動作確認などは、専用の測定器と電気工事士の資格が必要です。また、熱交換器の高圧洗浄も、フィンの損傷を防ぐために専門技術が必要です。分解洗浄を伴う場合は、適切な分解・組立手順を熟知した技術者でなければ、故障や性能低下の原因となります。

ドレン配管の本格的な洗浄や、室外機内部の詳細点検も専門業者に依頼しましょう。特に天井埋込型カセット式や天吊型などの業務用エアコンは、構造が複雑で高所作業も伴うため、安全面からも専門業者による点検が必須です。点検の頻度は、使用環境にもよりますが、年1回から2回が推奨されます。

年間保守契約を結ぶことで、定期点検が確実に実施され、トラブル時の優先対応や部品代の割引などのメリットがあります。複数台のエアコンを使用している施設では、年間保守契約が経済的でおすすめです。また、梅雨前の繁忙期を避けて4月から5月上旬に点検を依頼することで、スケジュールが組みやすく、場合によっては割引が適用されることもあります。

お得情報

梅雨前の4月から5月上旬は点検の予約が比較的取りやすく、一部の業者では早期予約割引を実施しています。また、複数台まとめて依頼することで、出張費が1回分で済み、費用を抑えることができます。

まとめ

愛知県の梅雨は高温多湿で、業務用エアコンに大きな負荷がかかる時期です。梅雨前の点検を行うことで、故障予防、省エネ効果、室内環境の改善という3つのメリットが得られます。フィルター清掃などの日常的なメンテナンスと、冷媒ガス圧力確認や電気系統点検などの専門的な点検を組み合わせることで、エアコンを最適な状態に保つことができます。

点検費用は作業内容によって異なりますが、年間保守契約を活用することで定期的なメンテナンスが確実に実施され、長期的なコスト削減につながります。梅雨入り前の5月中に点検を完了させることで、本格的な冷房シーズンを安心して迎えることができます。業務用エアコンは適切なメンテナンスによって寿命が大きく延び、快適な空調環境を維持できます。

株式会社本陣冷機工業では、業務用エアコンの点検・メンテナンスを専門に行っております。経験豊富な技術者が、お客様のエアコンを丁寧に点検し、最適な状態に整えます。梅雨前の点検は、ぜひお早めにご相談ください。

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株式会社本陣冷機工業
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